このところアメリカで注目を集めているのが自動車メーカーが独自に開いているウェブサイト。自動車購入のサイトにも負けない独自のインセンティブが用意されていたり、スペック、自分の欲しい車のデザインなどもできるようになり、新車購入予定者の50%以上が「まずメーカーのサイトで欲しい車をチェックする」というアンケート結果もある。
そのメーカーのウェブサイトについて、JDパワーアンドアソシエイツが消費者アンケートの結果ランキングを割り出した。上位にはBMW、メルセデス、レクサスなどが並ぶランキングだが、注目はスズキ。
昨年の調査では全メーカー中36位にランクされていたスズキが、なんと今年は5位に浮上。理由としては「ビルド・ユア・オウン・スズキ」などの自分でオプション設定をして理想の車をサイト上で作り上げるサービスやサイトでローン計算などができるサービスを付け加えたこと。これらは現在消費者から指示されるメーカーサイトの必須条項だ。
しかしこうしたサービスが充実するにつれ、一世を風靡した自動車購入サイトが消えていく、という現状もあるのは確かだ。