【マツダ『アテンザ』発表】リアシートの「KARAKURIフォールド」

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【マツダ『アテンザ』発表】リアシートの「KARAKURIフォールド」
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『アテンザ』のパッケージングは、世界戦略車にふさわしく緻密に設計されている。フロントシートは身長150cmから190cmのドライバーがベストポジションを取ることができるよう、各部に大幅な調節機構を持つ。

シートスライド量は前後260mm、リフト量は55mmで、いずれも同クラスでは世界トップ。またチルトステアリングの調節量も上下45mmと、これもクラストップだ。

5ドア、ステーションワゴンのリアシートは、「KARAKURIフォールド」と呼ばれる可倒機構を持つ。これはカーゴルームのレバーを引くことで、リアシートのシートバックが倒れこむのと同時にクッションが床に沈みこみ、ワンアクションでフラットフロアを生み出せるというものだ。ホンダが『フィット』に装備しているものと機構的に似ている。

カーゴルームはセダン500リットル、5ドア492リットル、ステーションワゴン505リットルと、これもクラス最大級。5ドア、ステーションワゴンはリアシートを畳むとオーバー1000リットル級のカーゴスペースを確保できる。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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