新型車の報道発表会の案内は、メーカー広報担当から2-3週間前までに媒体あてに案内状が届く。ジャーナリストはそれを持って発表会場へでかける。今回、マツダは『アテンザ』発表会(20日)直前になって「近付いてまいりました」とふたたび案内の葉書を送付した。
小規模なイベントだと、主催者側が直前に出席予定者にたいしてだめ押しの電話をかけたりすることがある。イベントを盛り上げる出席者数を確保するためでもあり、熱心さや誠実さをアピールするためであったりする。
大手メーカーによる新型車発表会ほどの規模になるとこのような直前の案内はまれだ。しかもマツダレインジの中核で世界戦略車、さらにひさびさの新型車である『アテンザ』の発表会だ。呼ばれなくてもこちらからお願いして発表会に出席させてもらいたいくらい。つまりそれだけ、メーカーはこのアテンザに期待しているのであり、プレゼンテーション準備にも気合いが入っているのである。