自工会、宗国新会長体制でスタート……軽自動車の税制「優遇ではない」

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自工会、宗国新会長体制でスタート……軽自動車の税制「優遇ではない」
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日本自動車工業会は16日、宗国旨英ホンダ会長を新会長に迎え新体制でスタートした。宗国会長は就任会見で軽自動車の優遇税制についての質問に答え「軽の税制が優遇であるとは認識していない」と述べた。

自工会の会長はこれまでトヨタと日産の輪番制となっていた。ホンダが自工会の会長を出すのは初めてで、ホンダ色が自工会運営に反映されていくのか注目される。

軽自動車の税制については奥田碩前会長が優遇税制の見直しに積極的な発言を行ってきた。宗国新会長は「奥田さんの発言は尊重している。しかし “優遇”なのかというと、そうではないと思う」と話し、登録車の税が国際的に見て重すぎることの方が問題であるとの認識を示した。そのうえで「税は全体で考えるべきであり、自動車関連税全体で体系の簡素化・負担軽減を図ることが適切だ」と述べた。

《編集部》

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