カリフォルニア州議会はアメリカで最初の排ガス中の炭素化合物を制限する法案を可決した。これまでも全米一厳しい排気ガス規制を行ってきたカリフォルニアだが、今回の法案は自動車メーカーに少なからぬショックを与えるもの。
カリフォルニア州ではすでにZEV法案など、他州よりCAFE(企業ごとの平均燃費値)基準を厳しく設定している。その動きは東部12州にも伝わりつつあり、今回の法案も追随する州が出るものと思われるためだ。
法案がこのまま通れば、2009年から排気ガス中の炭素化合物量の規制が始まる。現在のガソリンエンジンでは炭素化合物の排出を除くことには限界があり、自動車メーカーは対応を迫られることになりそうだ。
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