警察官の飲酒後運転は厳罰に値します

自動車 社会 社会

大阪府警監察室は17日、花見で酒を飲んだにも関わらずクルマを運転し、駐車中のクルマに追突する事故を起こしたとして、岸和田署に所属する56歳の警部に対し、停職1カ月の懲戒処分を言い渡したことを明らかにした。

監察室の調べによると、この警部は今月5日の午後10時ごろ、泉大津市東港町の府道を走行中に、路上駐車していた大型トレーラーの存在に気づかずに追突。その弾みで第二車線側に逸脱し、並走していた小型トラックにも接触した。

当日、この警部は岸和田署の幹部と花見を行い、午後6時30分から午後8時30ごろに掛けて、ビールや焼酎のお湯割など、飲酒を行ったという。しかし、事故を起こした当時のアルコール量は酒気帯び基準に満たない量だったこともあり、刑事処分対象にするべきなのか検討されてきた。

結局、刑事上の処分は見送ったが、警察官による飲酒後の運転は社会的にも批判されやすく、また今回は物損とはいえども実際に事故を起こしていることから、監察室ではこの警部に対して停職1カ月の懲戒処分を言い渡した。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース