主要企業の決算、19日からのG7(7カ国財務相・中央銀行蔵相会議)を控えて商いは依然低水準だが、ハイテク株を中心に買いが入り全体相場は3日ぶりに反発。平均株価は1万1000円台を回復した。円相場は1ドル=131円高で推移しているが、自動車株はほぼ全面高となった。
マツダが前週末比13円高の349円と反発。コスト削減の進展などを評価し、米国系証券が投資判断を引き上げたことを好感した買いが入っている。三菱自と比べた出遅れ感もあり、さしずめ“第三の日産”といったところだ。ホンダが、110円高の5430円と反発。日産自動車は一時900円台を回復し、終値も10円高の898円と続伸。トヨタ自動車も30円高で3日ぶりに反発した。
こうした中、日産ディーゼル工業、ダイハツ工業がさえない。