開幕以来3戦連続でフェラーリとウィリアムズが交錯するという事実に、ファンの間では「一番悪いのは誰?」といった意見が頻繁に交換されている。中でも先週のブラジルGPでミハエル・シューマッハ(フェラーリ)とフアン・モントーヤ(ウィリアムズ)が接触したアクシデントに関してはファンの意見もまっぷたつに割れている。
この問題についてモントーヤのボスにして、元シューマッハのチームメイト、ゲルハルト・ベルガーがコメントした。「モントーヤは正真正銘の『向こう見ず』だ(笑)。でもね、このスポーツには彼のようなヤツが必要なんだ。だからこそ彼がこれほどの人気を得たんだ。プライベートではナイスガイで、マシンでは持てる力の100%を出す。それが彼と契約した理由だ」
「モントーヤはこのスポーツに敬意を払っている。彼は、自分自身やましてや他人を傷つけようなんて気はまったくないんだよ。ミハエルはモントーヤがブラジルでアタックしてくると知っていたはずだ。そしてミハエルはそれを全力でディフェンスした。あれはレーシング・アクシデントさ」