トヨタ、立会外取引を使って自社2300万株の買い付けを急ぐ

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トヨタ自動車は28日、東京証券取引所の「ToSTNeT-2」で自己株式の買い付けを行うと発表した。トヨタは株主利益の確保のため自己株買いを進めており、大口買付けの有効な手段として実施する。

トヨタは1月25日に行われた取締役会で、取得価額1500億円を上限に4500万株の自己株式を取得することを決めている。これまでに通常の株取引で約200億円を使い、約580万株を取得したが、現状では目標の1割程度を達成したに過ぎない。ToSTNeT-2は一度に大口の買いつけが可能なため、これを利用して一気に2300万株を取得する。

ちなみに“ToSTNeT”とは「Tokyo Stock exchange Trading Network system」の略で、大口の立会外取引を可能とした電子取引システムのこと。トヨタが今回利用するToSTNeT-2は終値取引を対象としたもの。

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《編集部》

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