新型『マーチ』のエンジンは、エンジンブロックを含めオールブランニューとなる新直列4気筒、「CR」エンジンだ。コスト制約の厳しいベーシックカー用エンジンでありながら、連続可変バルブタイミングコントロールを採用するなど、10年ぶりのフルモデルチェンジにふさわしい力作だ。
排気量は下から1.0リットル、1.2リットル、1.4リットルの3機種。1.2リットル、1.4リットルは現在の日本では珍しい排気量だが、ルノーとのエンジン共用化に向け、排気量をヨーロッパスタンダードに合わせたものと考えられる。
性能は1.0リットルが68ps/5800rpm・9.8kgm/3600rpm、1.2リットルが90ps/5600rpm・12.3kgm/4000rpm、1.4リットルが98ps/5600prm・14.0kgm/3200rpmとなっている。いずれの排気量でもリッターあたりのトルクは10kgm前後と、最新のエンジンにふさわしいスペックとなっている。
トランスミッションはロックアップ機構付きのフルレンジ電子制御4速ATが主力で、もっとも高回転型の1.2リットルにのみ、ルノー製の5速MTが用意される。
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