トヨタ自動車は2月1日から19日までの間、約200億円を投じて、579万1900株の自己株式を買い付けたと発表した。これらは金庫株として保管する。
トヨタは1株当たりの利益を上げて、株価を上げるのが狙いで、今年3月末までに上限1500億円/上限4500万株の自己株式を買い付けて、金庫株とする方針だった。しかし、2月中旬の段階で上限目標株数の12%しか買い付けていないことになる。
1月以降、トヨタ株式は上昇、最近になって3500円台を回復したものの、上昇はトヨタ自身の買い付けの側面も大きかった模様で、人気を集めているとは言えないようだ。