今回発表された『マークIIブリット』は、昨年10月の東京モーターショーに出品したものとまったく同じものだ。東京ショーではエアロパーツを装着していたものの、そのエアロパーツについても、今回純正品として発表されたものを使用していた。
デザインのまとめ役であるトヨタ自動車第1開発センター第1デザイン部の長谷川和也担当員は、「もうちょっと早く出したかった」と語る。しかし『マークII』セダンのデザインが確定してからデザイン開発が始まったため、どうしてもこの時期の発表となってしまったそうだ。
スタイリングは最終的にトヨタ本社案と関東自動車案の競作となり、トヨタ本社の案が採用された。デザインする上で目指したものは「機能とスタイルの両立、近代感を感じさせるカタマリ」だという。