BARホンダが2002年のテストドライバーラインアップを発表したが、アンソニー・ダビッドソン、ダレン・マニング、パトリック・ルマリエという2001年組に加え、新たに日本の福田良が名前を連ねた事は既報の通り。
福田良は今年フランスF3に参戦し、7勝を上げるなどして強さを発揮したが、エンジニアリング・ディレクターのマルコム・オースラーは「フクダは大いなる才能を持っており、我々は以前から彼に注目してきた」と、期待のほどを語っている。
「彼がチームに加わったことを非常に喜んでいるし、来シーズン以降のチームの飛躍に向けて重要な役割を果たしてくれるものと信じている。若くアグレッシブなドライバーの成長を助けつつ、同時に若さと経験がミックスされることによってチームに利益をもたらしてくれると期待している」
F1ステップアップに向けて大きな一歩を踏み出すことになった22歳の福田は、「ラッキーストライクBARホンダと一緒に仕事ができて本当にうれしい。チームの期待を心して受け入れ、2002年はチームのために全力を尽くしたい」と抱負を語っている。