「クリスマス」飲酒運転そして携帯電話の取締り---どちらが危険か

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クリスマスシーズンに行われる毎年恒例の飲酒運転一斉取締りは、イギリスではもう知らない人はいないだろう。でも今年はそれに代わって、携帯電話愛用ドライバーに対する新しいキャンペーンが行われることになるかもしれない。

イギリスとアメリカの共同研究所の報告によると、携帯電話でおしゃべりしながら運転をした場合の事故率は、飲酒運転時と同じくらい高いのだとか---つまり、シラフのまともなドライバーに比べて、その事故率は4倍にも跳ね上がってしまうらしい。

これに関してテストを実施した結果、両者(飲酒&携帯)ともに蛇行運転や注意力の低下など、同様の特徴が見られることが明らかになった。しかも携帯愛用者には残念なことに、たとえハンズフリーキットを使ったとしても、事故の危険性はあまり変わらないらしいのだ。

イギリスのアストン大学のリサーチによれば、ハンズフリーキットを使おうが使わまいが、運転に対する“集中力”が全てなのだとか。運転中の携帯電話の使用が、法律によって全面的に禁止される日も近いのかもしれない。

《レスポンス編集部》

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