あの伝説のミニチューナー、ジョン・クーパー・ガレージから、新型BMW製『ミニ』用のアップグレードキット『ワークス・ミニ・クーパー』がリリースされた。価格は1750ポンド(約30万円)。
パワーは115bhpから137bhpへアップ。シリンダーヘッドのガスフロー、エアフィルターや排気管のエアフローが向上され、ECUチップも書き換えられている。0-100km/h加速がたったの8.5秒、標準型ミニ・クーパーよりも1秒近くも縮まったこのパフォーマンスは、こうした様々な工夫の結果だ。
さらにスーパーチャージド仕様の量産『ミニ・クーパーS』のハイパフォーマンスバージョンも、目下開発中だとか。175bhpと200bhp(驚き!)を出力する2仕様が予定されている。これが実現された日には、スバル『インプレッサWRX』などといったライバルたちを青くさせるはずだ、と、クーパーのワークショップは胸を張っている。
なお正確にいうとジョン・クーパー・ガレージは、新型ミニのリリースに合わせてジョン・クーパー・ワークスに組織を変更、現在はジョンの息子マイケルが経営を引き継いでいる。