【株価】材料不足で米国市場に不安、自動車株が盛り上らず

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米国株高を受け全体相場は高値圏で推移したが、結局は小幅ながら5日続落。自動車株は高安まちまちとなった。

日産自動車が、前日比11円高の551円と5日ぶりに反発。ルノーとの共同運営会社の設立、株式の相互保有を発表したが、株価面ではすでに織り込み済み。むしろ、前週末以来下げ続けてきただけに、安値と見た投資家の買いが入ったようだ。欧州系証券では目標株価を700円に設定している模様。

トヨタが40円高と反発し、3000円台を回復。ホンダが80円高の4470円と上げ、スズキも反発した。一方で、三菱自動車工業、いすゞ、ダイハツ工業がさえない。

自動車株の取引が盛り上がらない。全体相場がさえないこともあるが、米国市場の販売動向が気になるところだ。

《山口邦夫》

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