「新生・三菱」の方向性や新しいデザインを鮮明にアピールしている三菱自動車。だが、そのブースで、コンセプトカーにハプニングが起こった。
「未来」を描いたニュー・アクティブ・ギアの『SUP』のドアにトラブルが発生、リモコンで開閉しない状態になってしまった。参考出品した4台のコンセプトカーは、ダイムラー・クライスラーからデザイン本部長に迎えたオリビエ・ブーレイ氏がデザインを担当、中でもSUPは、観音開きにドアが開閉できるなど、そのユニークさに多くの関心を集めていた。
今でもメインステージには『スペースライナー』と共にSUPが展示されているが、コンパニオンは手動でドアを開閉している。通常ショーカーの開発・試作には1年以上の時間をかけるところ、5月の新本部長着任以来、幕張メッセで「新生・三菱」をアピールすべくスタッフは大馬力で頑張ってきたのだが……。