日本自動車工業会が発表した2001年上半期の四輪車の自動車輸出実績は、前年同期比7.8%減の208万2954台となり、2期ぶりにマイナスに。輸出金額は車両分が298億4335万ドル、部品分99億1289万ドルの総額397億5624万ドルとなり、前年同期よりも10.9%減となった。
車種別では、乗用車が7.8%減の177万8959台だった。普通乗用車が同6.3%減、小型乗用車が10.0%減、軽乗用車が71.9%減と全てマイナス。トラックは同8.9%減の27万9844台だった。小型トラックが7年連続マイナスとなり、同28.9%減となった。
海外生産シフトで、輸出のマイナスが顕著になっており、日本の失業率が5.3%と過去最悪となった原因のひとつを如実に示している。