日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼CEOは18日、日産リバイバルプラン(NRP)の進捗状況を発表し、2002年3月期決算で、自動車事業の有利子負債が当初の目標だった8500億円よりも1000億円少ない7500億円になるとの見通しを明らかにした。部品の購買費用の削減や資産や売却で、売上高営業利益率が当初の予定よりも大幅に改善したため、有利子負債の削減計画も予定よりも前倒しとなる。
ゴーン社長は有利子負債7000億円は「来年中に達成できる」とも述べた。日産は有利子負債が7000億円となったら、ルノーに出資する見通し。