ダイハツ工業は11日、福祉車両「フレンドシップシリーズ」に軽自動車『アトレースローパー』と『ミラバン助手席回転シート車』を設定し、同日から発売を開始した。
アトレースローパーは乗用車『アトレーワゴン』をベースに車両後部に電動ウィンチ式昇降装置やスロープを装備し、車いすのまま乗降できるようにした。後部荷室空間の低床化などにより、車いす利用者を含め4人の乗車を可能にした。またダイハツの車いす仕様の軽自動車としては初めて4WD車も設定した。
ミラバン助手席回転シートは、商用車『ミラバン』をベースに高齢者などが楽に乗降できるよう助手席に90度回転する専用回転シートを装備した。またリアの荷室空間に装備する車いす収納装置を5万円でオプション設定している。