ホンダは4日、ハイブリッドシステム「HondaIMA(インテグレーテッドモーターアシスト)」システムの新システムを開発したと発表した。12月に発売する『シビック・ハイブリッド』に採用する。
新システムは『フィット』に搭載した最新型の1.3リットルエンジンを希薄燃焼化するとともに、高効率化を図ったモーターアシスト機構、CVT(無段変速機)の組み合わせにより5人乗り量産ガソリン車としては世界最高水準となる29km/リットル以上の燃費を実現した。同時に最新排ガス規制値の75%低減レベルである国土交通省認定の「超|低排出ガス」レベルの排ガス性能を実現した。
燃費は10・15モード測定値はトヨタ自動車の『プリウス』と同等の燃費となるものの、中・高速域の燃費を改善したことにより実走行燃費ではプリウスを上回る性能を実現したという。