日本自動車販売協会連合会(自販連)がまとめた8月の新車登録台数は、前年同月比5.3%増の25万5954台となった。2カ月連続のプラスで、IT不況やデフレ経済真っ只中でも新車販売は順調に推移している。
車種別では、乗用車が同11.0%増の19万1210台と、7カ月連続のプラス。ホンダ『フィット』やトヨタ『ブレビス』、日産『スカイライン』などが好調だった。
貨物車は同9.0%減の6万3562台と4カ月連続のマイナス。台数の多い小型貨物が低迷しているのが主因だ。
メーカー別では、フィット、『ステップワゴン』、『ストリーム』とヒット車を持つホンダが同45.9%増の3万9410台と大幅増となった。対称的に低迷しているのがダイハツ、富士重、マツダ、三菱、いすゞ。中でも三菱はリコール事件の影響が長引いて13カ月連続のマイナス。