イギリスF3選手権は2日スラクストン・サーキットで第11ラウンドが行われ、チャンピオンシップ・クラスに参戦中の佐藤琢磨がシリーズチャンピオンとなった。
フラットなハイスピードコース、スラクストンで行われた第11ラウンドで佐藤琢磨は、ドライで行われた第1レースを2位で終了。続く第2レースはエンジントラブルで落とした順位を雨の中8位まで挽回したところで、天候の悪化とアクシデントにより赤旗中断、レースは終了となった。
ランキング2位のアンソニー・ダビッドソンは第1レース、第2レースとも1位の20ポイントとファステストラップの1ポイントをそれぞれ獲得したが、第11ラウンド終了時のポイントで残り2戦を残して佐藤のシリーズチャンピオンが決定した。これで来期F1のドライバーズシートがまた一歩近づいたといえるだろう。