トヨタ自動車は『クラウンセダン』をフルモデルチェンジし、1日から発売した。クラウンセダンはハイヤー、タクシーや社用車に使われている。
今回のモデルチェンジでは、フロントグリル、フロント&リヤバンパー、リヤコンビネーションランプを改め、フォーマルイメージを強調したエクステリアにするとともに、インテリアデザインも一新した。
エンジンは2.0リットルのLPGエンジン「3Y-PE」と、2.0リットルの直列6気筒「BEAMS 1G-FE」を新設定した。1G-FE搭載車は、ECT-iE(電子制御フレックスロックアップ付4速オートマチックトランスミッション)とを組み合わせることで一層の低燃費化を図った。3Y-PE搭載車は触媒性能を向上、良ー低排出ガス車認定を取得した。
さらに、ブレーキを踏み込む速度と踏み込み量からコンピューターがドライバーの緊急制動の意思をくみ取り制動力を高める、ブレーキアシストを全車に標準装備したほか、内装材に衝撃を吸収するインテリアを採用した。
価格は1G-FEエンジンを搭載した「スーパーデラックス」が244万円。