BMWジャパン、独アルピナ車を輸入販売するニコルレーシングは28日、『5シリーズ』などの燃料装置に不具合があるとして国土交通省にリコール。
97年3月〜99年8月に生産された『525iA』と『528iA』、『540iA』、『M5』など6車種1万7831台と、97年5月〜99年12月に輸入されたアルピナ『B10-V8』、『B10-3.2』、『B10-3.3』の3車種175台が対象。
これらの車両では、燃料蒸発ガス抑制装置(キャニスター)のフィルター構造が不適切なため、大気開放口が詰まる→燃料タンクが変形する→燃料ポンプ配線が切れる、という連鎖でエンジンが停止し、再始動できなくなるおそれがある。