マツダとスズキは21日、スズキからマツダへ行われている軽四輪車のOEM供給を今後も継続していくことを相互に確認したことを明らかにした。
両社は1987年12月に「軽自動車の生産協力の合意」を行い、1989年5月からスズキはマツダに対して『ワゴンR』を『AZ-ワゴン』、『kei』を『ラピュタ』などとしてOEM供給を行っている。しかし、スズキはGMグループ、マツダはフォードグループとなったことに加え、スズキが日産に軽自動車をOEM供給することになったことから、供給が中止されるのではないかと噂されていた。
しかし、両社ともこれまでの良好な協力関係と健全な競争関係に満足していることから、今後も供給を継続することが正式に決定。スズキはこれを受け、次期OEM供給モデルの開発に着手したという。