ケンウッドは、ポータブルナビゲーションの新製品『EZ-300VP』と、ベーシックモデル『EZ-202P』の2機種を5月下旬より発売する。
昨年発売されたポータブルナビ『EZ-200P』は、一台完結で取り付け/取り外しが簡単に行えることや、CD-ROMタイプながらDVD-ROM並の性能が評価された。EZ-300VPでは、EZ-200Pで要望の多かったVICS FM多重チューナーを本体に内蔵し、車内における使いやすさが追求された。EZ-202Pは型式からわかるように従来モデルの熟成だが、新型の登場とともにベーシックモデルの位置付けになった。
ナビゲーションシステムは車載タイプを中心に普及が進み、2000年度実績では前年比130%程度になると予測される。その一方でポータブルタイプも順調に構成比を伸ばしている、とケンウッドは市場背景を解説する。