26日、日本自動車工業会(自工会)は2000年度の自動車輸出台数実績を発表したが、それによると四輪車の輸出台数は前の年度にくらべ0.8%増加の437万6592台となり3年ぶりに増加した。欧州向けは2ケタの大幅なマイナスとなったものの、アジア向けやアメリカ向けが堅調だった。
2000年度の自動車輸出は、欧州向けが円高ユーロ安の影響で大幅に減少したほか、アメリカ向けもプラスを維持したものの年度後半の景気減速などにより大きくは伸びなかった。
メーカー各社が為替変動リスクを回避するため現地生産化を進めており今後も輸出が大きく伸びる要素はなさそうだ。