トヨタ自動車は24日、NGOの地球緑化センターと協力し中国で砂漠化防止のための植林事業を4月から開始すると発表した。
トヨタなどが行う植林事業は、中国科学院と河北省との連携により実施するもので、中国でもとくに砂漠化が進行しているという河北省の豊寧満族自治県が対象。3年間で1500ヘクタールを目標に植林を行う。同時にトヨタは中国科学院と共同で砂漠化防止の緑化技術開発を行う。
トヨタは2002年から中国・天津汽車工業との合弁により中国・天津市で『ヴィッツ』ベースの新型車の生産を開始する計画。モータリゼーションによる環境破壊を防止するため、緑化などの環境対策を推進していく。