ヤマハは10日、ブラジルでの2輪車生産拠点である「ヤマハ・モーター・ダ・アマゾニア(YMDA)」の生産台数を前年比73.9%増の10万台規模まで引き上げるという方針を明らかにした。
ブラジル市場では、ホンダの『CG125』が大人気で、小排気量の2輪車としては実に88.6%のシェアを保っているが、ヤマハは昨年4月、これに真っ向から競合する『YBR125E』を投入し、8.9%のシェアを得た。
今年はこれを15%台まで拡大するとともに、今年の販売目標を前年比76.8%増の9万台まで引き上げる。主力となるのはYBR125の廉価モデルで、ホンダの同排気量2輪より割安感を出すという。