東京都の石原都知事は都議会の予算特別委員会で、自動車メーカーは環境に負荷をかけているとして、導入を検討している環境目的税について「環境負荷の少ない車の開発、生産、汚染の原因である自動車の生産者の責任の求め方として有効な方法と思う」と述べ、都税制調査会に諮問する考えを示した。
都議会で山崎都議(自民党)が「環境負荷の最も少ない自動車を基準として、負荷の程度に応じてメーカーに課税して税収をDPFの購入補助や低公害車の普及、支援、緑化対策に充てるべきだ」との主張に賛同、都税調に諮問して本格的な導入検討に入る姿勢を示した。