イタルデザインはアストンマーチンをベースにした『Twenty Twenty(トゥエンティ・トゥエンティ)』という名のコンセプトカーを発表した。ジョルジェット・ジウジアーロがアストンマーチンを手掛けるのはベルトーネ在籍時代の『DB4ジェット』(1961年)以来である。
デザインはジョルジェット、ファブリッツィオ親子によるものだ。このところのイタルデザインにいくつか見られるフレームを全面に押し出したもので、フレーム素材はアルミ、ボディパネルはプラスティックとカーボンを使用する。
デザインの提案というよりはむしろプロトタイプ生産技術のアピールといったところだろう。エンジンは6000ccのV12エンジンを搭載する。フォルクスワーゲンでもW12エンジンやW18エンジンを使用するところを見ると、ファブリッツィオはどうやら大排気量多気筒エンジンがお好みのようだ。