BMWはこのほど、ガソリン燃料電池を使った新型バッテリーを開発した。エンジンの動力からオルタネーター(発電機)経由で発電する現行方式に比べ、2倍のエネルギー変換効率という。
実用化されると、例えばエンジンをかける前に冷暖房が使えたり、エンジンを止めていてもバッテリー上がりを気にすることなく電装品が使えたりといった利点が見込める。BMWではこの燃料電池を航空機に搭載されているようなAPU(補助動力装置)という名称で呼んでおり、5年以内に市販車へ搭載する計画。将来的にはオルタネーターの代わりになる可能性もある、という。