『カローラ・スパシオ』が今年中盤にもフルモデルチェンジするとの情報が自動車雑誌で報じられているが、一線カローラ店にはいまだに伝えられていない。現時点では8月にも一新する『ウインダム』、『カムリ』の情報だけである。
両シリーズはアメリカで先行販売される関係上、扱い店であるカローラ店にも早くから伝えられるため、国内販売オンリーのスパシオ情報が遅れがちとの見方もある。カローラシリーズは昨年8月末に新型セダンとワゴンの『フィールダー』から発売開始した。
5カ月後には5ドアHBの『カローラ・ランクス』とネッツ店扱いの『アレックス』が発売になった。セダン、ワゴンシリーズが絶好調の販売スタートなのに僅か5カ月後に5ドアHBを加えたのはなぜだろうか。理由は簡単だ。同シリーズはヨーロッパ向けの戦略モデルでもあるから、早めに投入する必要があったのだ。
国内専用のスパシオはその必要がない。とするとカローラ全シリーズの需要が一巡する来年1月がタイミング的にベストといえる。なお今夏にも一新するカムリはセダン専用モデルでワゴンの設定がない可能性がある。