日野自動車は、大型トラックの『スーパードルフィン・プロフィア』の原動機に不具合があったとして、運輸大臣にリコールを届け出た。対象となるのは1997年3月20日から1999年12月24日までに生産された2728台。
対象のクルマでは、原動機の電子制御式燃料噴射装置において、燃料噴射量を制御する装置の一部(センサープレート)のプレス成形時に微細な亀裂が発生したものがあり、そのままの状態で使用を続けると、エンジンの振動により当該センサープレートが破損し、燃料噴射量および噴射タイミングの制御ができなくなり、最悪の場合、黒煙が基準を超えるおそれがある。