GMは2000年第4四半期の経常利益を報告したが、なんと前年比で51%ものダウンである6億0900万ドルという数字。純益部分も4600万ドルから4500万ドルに縮小した。GMではこれを「海外オペレーションの成績不振のため」とコメントしている。これを受けてオペル(GMのヨーロッパ・ブランド)では会長のロバート・ヘンドリー氏が辞任。理由は2000年の1年間でオペルが9億2400万ドルもの損失を出したことである。しかしアメリカ国内でも自動車の売れ行きが鈍っているのは明白な事実。実際、アメリカ国内でのシェアでもGMは27.9%から27.3%と数字を下げている。逆に日本車やドイツ車などはシェアを伸ばしており、このままでは自動車摩擦の再燃は避けようがない?
【調査レポート】米国におけるモビリティ市場調査~主要動向・プレイヤーおよびトランプ政権下における通商政策・環境規制~ 2025年9月1日 本レポートは、米国由来の主要プレイヤーを多角的に分析。GM、F…