クルマのネットワーキングに関して積極的な姿勢を見せているマイクロソフトが、ラスベガスで開催された2001CESにおいて、Windows CEを用いたAutomotiveのためのCar NETフレームワークを発表した。
これはクルマにおけるコンピュータによる新しいコミュニケーションシステムを実現するもので、ナビゲーションはもちろん、クルマの中で買い物ができたり、レストランなどの予約、Eメールの送受信などが可能となるテレマティックスとしての性格を持たせているものだ。Windowsによるデスクトップパソコンとの親和性も魅力の一つで、会場ではその高い将来性をさかんにアピールしていた。
また、会場ではこのフォーマットに基づくデンソー製ナビのプロトタイプも展示。マイクロソフトは日本のカーナビゲーションメーカーなどとWindows CEに基づくフォーラム結成を発表したが、そうしたフォーラムの中への浸透も図っていくものと予想される。