12月27日●消え行くオールズに最後のはなむけ---ブランド消滅が明らかになったオールズモビルだが、ユーザーからの不満を受けてGMでは保証期間の延長を発表した。現在オールズモビルは新車に対して3年あるいは36000マイルまでの保証だが、これを5年、60000マイルに延長。また5000ドル相当のインセンティブもつけられた。しかしリセールバリューの下落傾向は防げそうにない。12月27日●アズテックは失敗だった---GMがコンセプトカーから量産した『アズテック』だが、その新奇なスタイリングがユーザーの共感を得られず、販売は低迷。この責任を取ってアズテックの開発責任者であるGMのデザイン担当重役、ウェイン・チェリー氏が年明け早々にも辞職を発表する予定。12月27日●パーツメーカーにも再編の動き---自動車業界の統合やインターネットによるパーツ調達の標準化などを受け、パーツメーカーにも再編の動き。特にビステオンはアフターマーケットのパーツでLTDを買収するなど、世界最大のアフターマーケット・パーツメーカーになりつつある。12月28日●GMがチャイルドシートアタッチシステムを更新---GMではチャイルドシート装着の間違いを防ぐために、チャイルドシート専用のラッチと呼ばれるアンカーシステムを開発、全車両に搭載することになった。GMによると85%ものチャイルドシートが正しく装着されていないという。アンカーに正しくチャイルドシートを装着することで、装着ミスによる子どもの死亡事故がかなり防げる、とGM。
【調査レポート】米国におけるモビリティ市場調査~主要動向・プレイヤーおよびトランプ政権下における通商政策・環境規制~ 2025年9月1日 本レポートは、米国由来の主要プレイヤーを多角的に分析。GM、F…