三菱自動車工業は、ふそう『キャンターガッツ15』、ふそう『キャンター20』、『ふそうキャンター30』のエンジンに不具合があったとして、運輸大臣にリコールを届け出た。対象となるのは1996年3月19日から2000年11月30日までに生産した1650台。
対象のトラックでは、エンジンの力を伝達するクランクシャフトプーリを固定するボルト強度が不足しているため、このままの状態で使用を続けると、当該ボルトが弛み、最悪の場合、ボルトが折損してクランクシャフトプーリーが脱落し、原動機が停止するおそれがある。
不具合件数は17件で、発見は市場からの情報による。同型車では、大田区の清掃車に使用していたが、トラブルが発覚してから使用を中止していた。