成田空港を管理する新東京国際空港公団は、圧縮天然ガス(CNG)用の充填スタンドを来年3月にも設置すると発表した。同公団で使用しているCNG車の燃料をスムーズに充填するため。設備設置費用は通産省からの補助金も受ける。
同公団にはCNG車7台を導入しており、簡易型の充填スタンドでCNGの燃料を充填している。しかし、簡易型だと空の状態から満タンにするまで充填に2時間を要する。通常のスタンドなら5〜8分程度で可能だ。
本格的な充填スタンドを設置することで、CNG車を増やしていくほか、空港に納入している事業者にもCNG導入を呼び掛けやすくなる。