アメリカ運輸省の道路交通安全局(NHTSA)は、グッドイヤー製の汎用タイヤ『ロードレンジE』にドレッド剥離などの多発が生じている可能性があり、本格的な今週中にも調査を開始することになったと、20日付けのアメリカ・ウォールストリートジャーナルのWebサイトが報じた。
ロードレンジEは乗用車からライトトラック、ミニバンに至るまで、様々な車種に装着されているが、このタイヤがドレッド剥離などのトラブルを起こし、これまでに133人が負傷し、15人が死亡しているという。NHTSAにはタイヤ破損に関する苦情が37件寄せられていることから、今回の調査を決定した。