フォードのクルマはドライバーの好みを察知

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フォードでは次世代の「スマート」な車のあり方として、洗練された車載エレクトロニクシステムを用いたデモンストレーションを行った。デモに使われた車はリンカーン『LS』。なんとこの車はドライバーのライフスタイル、好みなどを察知することができるという。

この車には iButton というパーソナライズのためのキーが設定されており、ドライバーが通常利用するガソリンスタンド、アドレスブックの記憶、好みの車内温度の設定、シ−ト位置などがボタンひとつで実現できるという仕組み。ソフトを製作したのはサンマイクロソフトとセンソリアである。

ドライバーはコンソールに設置された iButtonに触るだけで車から認識され、そのドライバーの好みに応じた車内の設定を行う。例えば複数のドライバーが同じ車を利用する場合でも、各自を車が認識してシ−ト位置などを自動的に設定できる。しかもこのシステムはドライバーの好みの音楽、もっともドライブを楽しめるシフトポジションまで記憶している。

このシステムがフォードの車内インターネットシステムのウィングキャストと連動し、重要なeメールが届いたことを知らせる、会社からの連絡を知らせボタンひとつで応答できる、などの未来的な車内環境を可能にできるという。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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