東京都、不正軽油を撲滅!! こうして徹底

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東京都は、都が発注する公共事業の契約で、土木工事を行うディーゼル車燃料のダンプカーやショベルカーに不正軽油を使用しないよう義務付けることを土木建設事業者の業界団体に通知した。都では、独自に都内を走行するディーゼル車に不正軽油を使用していないかの抜き取りチェックを行うことも表明しており、大気汚染の元凶で、特に悪質な不正軽油の撲滅を目指す。

都では、公共事業の契約で「工事で使用する建設機械の燃料はJISに適合したものを使用する」との文言を盛り込むこととした。都では工事現場で抜き取りチェックも行う予定で、違反した場合は改善を指導したり、契約違反で指名停止などの措置にも踏み切る。下請け事業者が違反した場合でも元請け事業者を処分する。

軽油にC重油を混ぜる不正軽油はコストが安くなるため、使用するケースが増えている。不正軽油は、ただでさえ有害物質を排出するディーゼル車で有害物質の排出量がもっと増える。このため、東京都では徹底した取締まりを実施する方針だ。

《レスポンス編集部》

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