東京のコンドルタクシーグループは、東京都の石原都知事に対して、タクシーボディーへのラッピング広告を解禁するよう要望書を提出した。
東京都は屋外広告物条例を改正して、都バス・都営電車のボディー全体を広告で覆うラッピング広告をスタートし、民間の路線バスもラッピング広告に追随している。赤字の都バスにラッピング広告を貼って、広告収入をバスなどの経営の足しにしようというわけだ。ところがコンドルタクシーがディズニーのアイスショーの広告をタクシーのボディーに貼ったところ、都から屋外広告物条例違反として取り外しを指導された。このためタクシーにも広告を認めるよう要望したもの。
台数の多いタクシーにラッピング広告を認めた場合、出稿する企業の奪い合いになると思ったのかは分からないが、バスが「OK」で、タクシーは「NO」と言うお役人の感覚に「呆れる」との声も。