スズキの新型車『リンヤン』中国で登場! その正体を見る

自動車 ビジネス 企業動向

スズキは6月30日、中国・重慶の乗用車生産合弁会社「重慶長安鈴木汽車有限公司(長安鈴木)」で、同工場としては2車種目となる『カルタス』ベースの小型車『羚羊(リンヤン』の生産を7月から開始すると発表した。

リンヤンは1.0リットルエンジンを搭載した小型車で、日本ではカルタスとして生産されているもの。長安鈴木では、これまでにも『奥拓(アルト)』を生産してきたが、中国の経済発展に伴い、乗用車の個人ユーザーも順調に増加しているため、1クラス上の車種生産に踏みきった。生産台数は2000年度に6000台、2001年度に25000台を計画しており、当初は重慶市および四川省を中心とし、その後全国的に販売を展開していく。

なお、長安鈴木は、総合商社の日商岩井とスズキの合弁企業で、中国政府の正式認可に基づく乗用車生産を行っている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集