中古車チェック代行業……住友商事が売り手と買い手の橋渡し

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住友商事は、中古車のインターネット個人間売買に伴う品質調査サービスを8月から始める。1台5000〜6000円の調査料で、中古車査定士を売り主の元へ派遣し、事故歴や名義人、盗難車かどうかなどを多角的に調査、売買に伴う名義変更や決済サービスも実施する。

今後は、こういった中古車の“格付け”とも言えるこうした品質調査サービスが注目されそうだが、注意しておきたいのが、現状では外観の検査しかされておらず、機関や機構(要するにエンジンほかの部品)の品質調査サービスはこれから、ということ。中古車を買う人にとって、後から発見したボディのキズや、メーター巻き戻し(詐欺罪に相当する)は確かにショックだろうが、実際にカネがかかるのはエンジンまわりの故障だ。これから、機関・機構分野での品質調査サービスが出てくることを期待したい。

《編集部》

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