今シーズン限りでの移籍が濃厚と見られてるジャック・ヴィルヌーヴが、所有するBARの株式を売却していたことが明らかになった。
これにより、ヴィルヌーヴが所有していた持ち株を買い取ったブリティッシュ・アメリカン・タバコが所有する株式シェアは、全体の50%から80%強へと大幅にアップした。最初の3年で勝てるマシンをつくることを目標に発進したBARだったが、散々に終わったデビューイヤーに続き、今年も満足いく結果は得られておらず、勝利を求めるヴィルヌーヴは移籍を望んでいる。となると、BARのボスでヴィルヌーヴのマネージャーのクレイグ・ポラックもチームを去るという見方が強く、2年目のBARは厳しい局面に立たされている。