環境庁は15日から、1都7県の関東地方の大気汚染情報をインターネットのホームページを使って公表する。自動車排ガスから出る二酸化窒素や浮遊粒子状物質(SPM)の汚染情報を地域ごとに簡単に調べることが可能。1時間前のものになるが、情報は無料で提供される。
環境庁が開発した大気汚染物質広域監視システムで、愛称は空からマメに監視することから「そらまめ君」と名付けられた。二酸化窒素やSPM、二酸化硫黄、光化学オキシダント、一酸化窒素など、測定局が観測した数値を1時間ごとに更新して提供する。1時間前の情報になってしまうが、関東エリアであれば自分のいる場所の大気汚染の状況がすぐに分かる。