運輸省は、2000年度(平成12年度)の先駆的低公害車実用評価事業を実施すると発表した。
先駆的低公害車実用評価事業は1998年度から実施しており、今回で3回目を迎える。まず普及が望ましい先駆的低公害車を導入しようとする者に対して、購入費用の一部を補助する。そして多様な使用条件下における実用性と低公害性の状況をモニターするなどして技術的な情報を収集する。
補助の対象となる低公害車はCNGやメタノール車、電気自動車、ハイブリッドカーなど。購入費用を補助する対象となるのは走行時間と距離が長く、使用実態の把握が容易な事業者で、バス事業者やハイヤー・タクシー事業者、レンタカー事業者、トラック事業者など。