日野自動車は、日野の『デュトロ』と『リエッセ』と、トヨタ自動車にOEM(相手先ブランドへの供給)している『トヨエース/ダイナ』と『コースターR』の原動機に不具合があったとして、運輸大臣にリコールを届け出た。
対象となるのは1999年6月2日から2000年3月2日までに生産した7車種221台。
これら対象のクルマでは、原動機の噴射ポンプにおいて、アクセルレバーとアイドルアップレバーの作動時の間隔の少ないものがあるため、作動状態によっては互いのレバーが干渉することがある。そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、原動機の回転が下がらなくなる。
デュトロ、トヨエースはトヨタ・日野連合が、三菱といすゞの牙城である小型トラック市場での巻き返しを狙ったトラック。日野はトヨタのお叱りが恐い?